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Vol.9 「大本屋市」特別企画

2018年2月25日(日)18:30~20:00
『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』
(ナナロク社)刊行記念 トークイベント
岡野大嗣の短歌教室
~絵と写真と散歩と短歌 篇~

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『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』(定価1,512円(税込)・ナナロク社・ISBN978-4-904292-77-8)は、木下達也さん、岡野大嗣さん、最注目の新世代歌人ふたりによる共著歌集です木下さんと岡野さんは、同じ時期に歌を詠み始め、山口と大阪という離れた場所にありながら当初から互いを意識し、影響を受け、高めあってきました。第1歌集が共に4刷をこえるなど、新世代の短歌界を代表する若手歌人です。本書では、そのふたりがそれぞれ男子高校生に成り代わって、7月1日から7日までの梅雨が明け暑さが迫る7日間の物語を紡いでいきます。連なる歌に散りばめられた高校生ふたりの何気ない日常や、二度と戻らない一瞬のまばゆさ、不安定な心情が瑞々しく織り上げられ、やがてクライマックスを迎えます。一首一首が完成されながら、大きな物語を構成する、これまでにない新しい歌集です。

今回のイベントでは、著者のおひとり岡野大嗣さんの「短歌教室」を開催します。これまでの短歌制作の経験から、歌を生み出す技法・発想法など「創作の秘密」をお話いただきます。街角で出合う風景は短歌にできるのか? 日々の感想が短歌になる瞬間とは?岡野さんの具体的な創作アプローチで、短歌が生まれる瞬間を、ぜひ皆さまにも体感していただきたいです。
また、本書の発行人である出版社ナナロク社の代表の村井光男さんと、絵や写真とのコラボレーションについてのトークも。おふたりがどんなお話を繰り広げるか、乞うご期待。「短歌」はもちろん、「表現すること」に興味のあるかたもぜひご参加ください。「表現すること」の醍醐味に触れるまたとない機会です!!
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【日時】2018年2月25日(日)18:30~20:00
※18時00分よりお席にご案内いたします。
     
【参加費】1,500円(税込)
※1ドリンクつき

【定員】30名
※要予約

【会場】 
スタンダードブックストアあべの カフェスペース
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-2-30 Hoop 6F
TEL 06-4703-5881 
■営業時間:11:00~21:00

【ご予約方法】
1.お電話(06-4703-5881)
2.ご来店(スタンダードブックストアあべの物販レジカウンターへお越しください)

【チケット引換方法】 
※当日開場時間18時00分までにお引換ください。
ご来店(スタンダードブックストアあべの物販レジカウンターへお越しください)

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■岡野大嗣(おかの・だいじ)
1980年、大阪府生まれ。歌人。2011 年に短歌を始める。
まもなく木下龍也の作品に出会い、刺激を受けて作歌を続ける。2014年に刊行した第一歌集『サイレンと犀』は4刷を重ね、2017年刊行の木下龍也との共著『玄関の覗き穴から差してくる光のように生まれたはずだ』は、瞬く間に1万部となるヒット作となった。 反転フラップ式案内表示機と航空障害灯をこよなく愛する。
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■村井光男(むらい・みつお)
1976年東京都生まれ。ナナロク社代表取締役。
新卒で出版社に就職するも3年で解雇となり、成り行きで設立した個人出版社も2年で頓挫。その後、復職した出版社が倒産したのをきっかけに、2008年、ナナロク社を設立。谷川俊太郎詩集『あたしとあなた』、川島小鳥写真集『未来ちゃん』、『近藤聡乃作品集』、藤岡拓太郎作品集『夏がとまらない』など、これまでに約60冊を刊行。
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